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痛みの話Q&Awhat symptom

頚椎後縦靱帯骨化症

頚椎後縦靭帯骨化症(OPLL)って何?(けいついこうじゅうじんたいこっかしょう)

首の骨(頚椎)の後面にある靭帯(後縦靭帯(こうじゅうじんたい))が、厚くなって「骨化」したために、脊髄を少しずつ圧迫して手のしびれ、指を上手に使えない、うまく歩けないなどの症状を引きおこします。この「骨化」はレントゲン写真で確認する事が出来ますが、さらに詳しく脊髄の圧迫状態を見るためにCTやMRI検査が必要です。

どうして起るの?

同一家族内に多発することから、遺伝的因子が原因になると考えられています。欧米人より日本や東南アジアの人々に多く(約10倍)発症し、糖尿病にも合併します。

自然発症が大部分ですが、軽く首を捻って発症することもあります。

症状は?

手・指のしびれ感、字が上手に書けない、ボタンがうまく掛けられない、箸がうまく使えない、階段の昇り降りがうまくできない、うまく歩けない、排尿障害といった脊髄症の症状です。少しずつ進行しますが、首を捻ると症状が強く出ることがあります。

治療法は?

首の固定(頚椎のカラー固定)をして頚部を安静にします。非ステロイド性抗炎症剤、ビタミン剤等を服用し、理学療法として、温熱療法、筋力強化訓練等をします。

しかし、これらの保存的治療で軽快しないものは、脊髄の圧迫を除くために手術(脊柱管拡大術)をする場合もあります。

注意することは?

ころんで首を捻ると、重い脊髄損傷をひき起こす事があるので注意が必要です。

症状に気づいたら、早めに整形外科専門医を受診して下さい。

矯正マッサージ等は、重い脊髄の障害を起す危険があります。

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